5月3日の記事で紹介した『 小さな世界はワンダーランド 』を観てきました。
この映画はこれまで『アース』『ライフ』『ネイチャー』を手掛けてきたBBCアースのドキュメンタリー作品です。

物語はまだ幼いシマリスとスコーピオンマウスが、過酷な自然環境の中で成長し自立していく姿を描いています。
美しい映像はもちろんですが、作られた映像ではない生き物の表情がとても豊かで驚きでした。
おいしそうなドングリを見付けた時、捕食者に襲われた時、縄張りを示す遠吠えをした時…
彼らの表情は刻々と変化し、繊細で生き生きと、臨場感のある表情を浮かべています。

動物の、ましてや小動物の一生は人間に比べるととても短いものです。
彼らにとって食料を確保し安全に眠るということは命がけで、かつそれは生きている限り一生続きます。
ちょとした油断で命を落としてしまう可能性がある。
だからこそ生きるという目的のために無駄なものが入り込む余地のない、結晶のごとく凝縮された人生を送っているように私には思えました。

物語の最後には、スコーピオンマウスの子供が母親のいる安全な巣から離れ、外の世界へ巣立っていく様子が映されていました。
親子の関係から分化し、独立する道を自ら選んだ彼。
初めて自らの縄張りを主張するためにした遠吠えの姿からは、生きていくことの過酷さだけでなく、生命の力強さと、命として存在することの尊さが伝わり、思わず目頭が熱くなりました。

「こんなにも一生懸命生きている命がある」
そう感じられたことで、私も自分自身を振り返り、日々の中で今できることに全力を尽くしたいと思えました。
普段自分が見ている世界観とは違う、他の生き物の視点から世界を見てみると、こんなにも色々な感動と気付きがあるものなのですね。

心が癒されて元気が出る、おススメの映画です。
ご興味のある方はぜひご覧になってみて下さい。

『 小さな世界はワンダーランド 』公式サイトは こちら
 

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