毎日がせわしなく過ぎていると自分が感じる時、それが悪い意味でのストレスであるならば、普段より心や体がささくれ立っているかもしれません。

いつもならしないミスをしたり、周囲の何気ない一言に傷付いたり、わけもなく苛立ったり。

そんな自分が嫌だと思うのに、何とかしようと自分に目を向ける余裕が持てなくて、どんどん悪循環に陥ってしまう。

もしあなたが、今そうであるならば。
ちょっと頑張り過ぎているよ、という自分からのサインが出ているのかもしれません。

毎日をせわしないと思えるのは、それだけ自分に起こる色々なことを投げ出さずに向き合っているから。
楽をすることだってできるはずなのに、そうせずに自分なりに頑張っているから。

でも私たちは人間で、万能ではないから、何でも完璧に思い通りにこなせるわけじゃない。

今よりできるだけよりよく、そう目指す志は尊いけれど、理想と現実のギャップがあってそれでも無理して頑張り過ぎてしまうと、だんだん心や体は疲弊していってしまいます。

それを防ぐために有効な方法の一つとして、一日の中で一つだけ、あなたの頑張りを完結させ認めてあげるという方法があります。

どういうことかというと、例えば忙しくてできていなかった部屋の掃除を、部屋中を掃除するような余裕がなくてそのままになっていることに気がかりを感じている場合。

部屋中は無理でも、今日は机の上だけと決めてその一か所だけでも自分が納得のいく範囲で掃除をしてみましょう。

終わってみて、きれいに片付いた机の上を見たあなたは何を思うでしょうか?

それはあなたがしたかった掃除の何分の一かもしれないけれど、少なくともその後に机で作業をする時にはきっとある程度の充実感を感じているはずです。

そうして一日に一か所ずつでも掃除をしていったとしたら、いつの間にか部屋中の掃除ができていることでしょう。

そんな風に、部屋中の掃除という大きな気がかりがあった場合、今すぐ一度に解決するのが困難でも、分割して掃除をすることでいずれ目標が達成できるだけでなく、そこにかかる労力やストレスの負担も分割することができるのです。

このように一日にひとつ、小さな目標達成をしてあげることで、あなたの頑張りは完結し、それが充実感となり心や体を癒していくのです。

因みにこの考え方はカウンセリングにも通じるもので、色々なことが重なって自分ではどうにもならないと悩まれているクライエントに対し、その重なった色々なことをカウンセラーと一緒に整理していくことで、悩みを本来の一つ一つのカテゴリーに分類することができ、それによって一つ一つであればクライエント自身によって自然と解決ができるようになる、というものです。

一日ひとつの充実を。

頑張っているあなたに、充実感というご褒美をあげてみてはいかがでしょうか?
 

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